「超王神機ゼクトダイン」製作の経緯1

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今回、2017年ゲームマーケット春新作として、「超王神機ゼクトダイン」を発表する。

この制作が決定した背景は、スピマテ「スターターA」を発表する以前の、2014年冬に戻ることとなる。
この頃、実はスピマテを作るにあたり、下調べで色々なカードゲームを調べていた。
例えば、商用TCGで一番参考にしたのは、「ウィクロス」で、A4紙印刷で配布出来る形式にしたのは、この辺りにかなり影響を受けている。

この頃、同人TCGで、実は気になっていた同人TCGサークルさんの一つが「クロスリベリオン」さんだった。
何よりイラストの完成度が高く、声優を動画に起用しているのは、
同人カードゲームの界隈ではほとんどなかった。

そんなこんなで、2016年。「未公開のイラストの一部を、デザイナーズパックとして、スピマテで使っても良い」とご提案を頂いたのだ。

実は昔から知っていた有名所のそんなサークルのイラスト担当の「伊瀬村オール」さんからイラスト提供の提案を頂いたときは驚いた。
伊瀬村オールさんは、元々「クロスリベリオン」さんで作られていた「ミッシングピース」というカードゲームの絵描き(+α色々されている)方だ。
現在も色々活躍されている方なので、紹介等は今回割愛させて頂く。現在の活躍の様子は、こちら(ツイッターアカウント)

そういった経緯があり、製作がスタートしたのだが、
今回、3つのことを重点的に考え、「超王神機ゼクトダイン」完成に至った。せっかくなので、その3つをここで、アピールしたい。

1つ目は、「TCGもスピマテも良く分からない初心者向け」であること。
8枚VS8枚で、悪と正義で戦うデッキであり、スピマテをよく分からない人で遊ぶことを想定しており、ルールを絞っている。
(正確には、難しいルールを伴う効果「対抗」や「合成モンスター」「任意効果」「召喚酔いリスク」「APLPのダメージ計算」などを一切採用せず、ルールブックにも載せていない。)
正義の地球連合軍は、墓地カードをデッキに戻すギミックがあるため、最後まであきらめずに戦えば、勝てる可能性が高い。
諦めずに悪と戦ってほしい。ルールが良く分からない場合は、ノリと勢いで遊んで見て欲しい。
フレーバーテキストに記された、隠されたストーリーも楽しいんで欲しい。イラストも非常に良いので、眺めているだけで楽しい。

2つ目は、「出張セット」としてのギミックが多いこと。スピマテをTCGで見た時に、色々拡張出来るパックであると言うこと。
スピマテは、過去に存在し、過去TCG環境のインフレと共に消えていったデッキを参考にして、それを蘇らせようという趣旨で製作してきた。
その方向性は踏まえつつ、「出張セット」のように使えるカード群にしている。
ゼクトダインで言うと、「弱いモンスターを大量展開して戦う」趣旨デッキを目指し、
アクロポリスで言うと、「右腕と左腕を出して、ボスは後ろで構えている」趣旨デッキを目指している。
ゼクトダインは、8枚のうち、4枚が必須カードであり、+4枚は追加カード。
このゼクトダインパーツ8枚は、他のスピマテのデッキに出張させることが出来るように作っている。
逆にアクロポリスは、3枚で1セットであり、
アクロポリスで3枚1セット、ゲオルギアスで3枚1セット、デイウスで2枚1セットで出張出来るように作っている。
例えば、過去に出た「Honey So Sweet」と組み合わせ、「ハトサブレ+アクロポリス」デッキを構築することも可能だ。
「Honey So Sweet」で試みた複数の出張セットを組み合わせられるという延長が「超王神機ゼクトダイン」でもある。
また、「超王神機ゼクトダイン」のカードは、LPの高いモンスターが苦手なことにも留意が必要である。これまで以上にAPLPが重要になる。

3つ目は、最近数が少ない「巨大ロボ」で戦うカードゲームであること。
悪の軍団はコントロール。正義の地球連合軍は、大量展開を行い、遊ぶ。
「我が左腕は、ケイロン。攻撃を無効にする。右腕はダークロン。破壊効果を無効にする。2体を倒さない限り、我を倒すことは出来ん。ワハハハ!」
という布陣を、仲間との結束の力で、地球連合軍は突破してほしい。
意外と、悪のボス「ゲオルギアス」は、場に出した後は、効果を持たないモンスターなので、狙われにくく、後半まで生き残り易い。

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