遊び方(詳しく)

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下記は、12ルールの詳細になります。180125

★1【対戦前の準備】
準備するデッキ(カードの束)は最低5枚~最大25枚。エクストラカード(以下EX)最低0枚~最大7枚。同名カードはEX含め3枚まで。コスト欄にexと書かれているカードは、普通の手順では使用せず、カードの効果で呼び出される。コストexカードは、EXにしか入れられず、デッキ置き場とは別の場所に置いておく。(EXにはコスト0~を持つカードを入れることも出来る。)

★2【カードの種類「魔法カード(黒)」と「モンスターカード(白)」】
カードは主に2種類。魔法(左上コスト黒)。モンスター(左上コスト白)の2種類がある。それ以外にも、下記のようなカードがある。合成モンスター(左上コスト紫に黒字)。ex魔法(左上コスト紫に白字)。魔法カードにはコストと属性が記載。モンスターにはコストと属性の他に、種族、AP(アタックポイント)、LP(ライフポイント)が記載。

★3【ゲームの勝利条件:相手の場・手札のカードがない状態でモンスターによる「攻撃」を宣言する。】
このゲームは、モンスターの攻撃で、相手の場・手札のカードを破壊していき、勝利するゲーム。まず場(フィールド)のカードを全て破壊し、場にカードがない場合、相手の手札に攻撃が出来る。破壊されたカードは、墓地へ行き、原則として使うことは出来ない。場(フィールドとも言う)のスペースは6マスあり、前衛置き場(3マス)、後衛置き場(3マス)ある。

★4【モンスターの攻撃】
モンスターで攻撃をする場合、相手の場・手札・プレーヤーの1つを対象に選択し、攻撃する。(前衛と後衛のモンスターが立ちはだかる。)
・前衛(相手フィールド上前衛3マスどれかに1枚でもカードがあれば)がいる時は後衛に攻撃出来ない。
・前衛・後衛がいる時、「相手プレイヤー」を攻撃対象に取ることは出来ない。(後衛から前衛に攻撃は可能。)

また、相手の攻撃宣言時、手札から「攻撃反応型」防御系魔法カードを使用出来る。
プレイ時効果②は、魔法カードを場に出して使用出来る効果です。「(タイミング)で相手が攻撃して来た時」を指定している場合は、使うことが出来ます。
プレーヤーへの攻撃が成功した場合、勝敗が決定する。
前衛と後衛が存在せず、防御系魔法カードも特に使用しなかった場合、始めて相手への攻撃が成功します。攻撃が成功した場合は、勝利です。もし、攻撃を受けたプレーヤーに手札が1枚以上あれば、攻撃を受けたプレーヤーが手札を1枚捨てることで敗北を免れることが出来ます。

★5【ダメージ計算】
※魔法カードはAP(アタックポイント)を持たないため、攻撃宣言をすることは出来ません(魔法カードもLP(ライフポイント)1の壁として、攻撃対象にはなります。)
※AP(アタックポイント)0のモンスターでは、戦闘ダメージを与えられないので、魔法カードを破壊出来ません。
※AP(アタックポイント)0のモンスターでも、攻撃宣言は出来ます。またプレーヤーを対象に攻撃(ダイレクトアタック)も出来ます。

★6【まず、ゲームを開始するまえに。】
まず、ゲームを始める前に。
1:デッキ枚数の多い方が先行を得る。デッキ同じ枚数の場合は、コイントス等で勝った方が選択出来る。
2:先攻後攻を決めた後で、デッキから好きなカードを相手に見せずに一枚手札に加え、カットしてデッキの上から二枚を引き、合計3枚の手札からゲームを開始する。先行は攻撃宣言を行えない。(先行でもドローは出来る。)以降は、お互いにターンを繰り返します。
お互いに、①~④ターンを繰り返して戦う。ターン制。①ドローフェイズ、②スタンバイフェイズ、③バトルフェイズ、④エンドフェイズ進行と進行する。ターンが終了したら、相手にターンが移り、以降はその繰り返し。

★7【①ドローフェイズ】
ターンプレーヤーは、デッキから、1枚カードを引く。※カードが引けなくても敗北にならない。

★8【②スタンバイフェイズ】
カードを手札から場に出す、カードの効果を使う等、準備をします(カードを場に出すことを「プレイ」とも呼びます。)。そのターンのプレーヤーは、以下A~Cのことを行うことが出来ます。
 A:すでに場に出ているカードの任意効果(起動効果)を使う。
 B:手札のモンスターをコストの数手札を捨てて、通常の方法で場に出すことが出来る。モンスターは通常の方法で出すのは1度だけ。効果でモンスターを出す場合、コストは払わなくて良く、回数制限はない。(プレイ時効果①(登場時効果)を使う。)
 C:魔法カードを、コストを払い、場に出して効果を使うことが出来る(プレイ時効果②(魔法)使用)を使う)。魔法カードは何度でも出すことが出来る。また、効果を使わずにただ場に出すことも可能。魔法カードは効果発動後も場に残り続ける。

※左上のコスト-1という表記は、「通常の方法で手札から場に出す場合、手札を1枚捨てる」という意味です。コスト0というのは、「通常の方法で手札から場に出す場合、手札を捨てずに出せる」という意味です。コスト-2というのは、手札を2枚捨てるので、かなりのリスクを伴うこととなります。コストは、最高で-4まで存在します。

★9【③バトルフェイズ。】(ダメージ計算詳細)モンスターで攻撃宣言した場合、攻撃対象のカードに、攻撃モンスターのAP(アタックポイント)分の戦闘ダメージを一方的に対象カードに与えます。ダメージは(フィールドを離れるまで)蓄積します。受けているダメージがLP以上の数値になったカード(モンスター、魔法)は破壊されます。(魔法カードの場合LPは1扱い。AP0のモンスターでは破壊できない)プレーヤーを攻撃対象とした場合、攻撃されたプレーヤーは、手札を1枚捨てるか、敗北します。(AP0でも、ダイレクトアタックは出来る。)

★10【④エンドフェイズ。】
手札が5枚以上の場合は、4枚になるように捨てる。基本的には何も出来ない。

★11:【覚えておきたいキーワード(カード効果など)について】
●カード効果は6種。

任意効果(既に場に出ているカードの起動効果):
 自分スタンバイフェイズに、自分の場のカードを選び、効果発動を宣言することで発動できる効果。またはテキストに書かれた(条件)を満たした際、その(タイミング)で任意で発動できる効果。発動条件に(タイミング)(条件)が書かれている場合、スタンバイフェイズ以外の相手のターンでも発動、又は自分フィールド以外の場所からでも出来るカードが存在する。

プレイ時効果①(モンスター登場時の効果):
 モンスターが通常又は効果で場に出た時(=プレイした時)に発動する効果。手札から出た場合だけでなく、墓地等から出た場合も発動出来る。

プレイ時効果②(手札から魔法カードを場に出し発動):
 魔法カードを、手札から、指定されたタイミング(記載がなければスタンバイフェイズ)で、出して(=プレイすることで)使う効果。※プレイ時②効果を発動せず通常の方法で壁として出すことも可能。

永続効果(常時効果):
 カードがフィールドにある限り適用。場を離れると適用されなくなる。※永続効果には対抗出来ません。

強制効果:
 指定された(タイミング)、(条件)で、指定されたプレーヤーが必ず発動しなければならない効果。

ルール効果(効果外テキスト):
 枚数制限、特別なルールなどが記載。対抗は出来ない。また、無効には出来ない。

●「対抗」について。(相手が効果を発動した時、対抗して発動)
相手が「任意効果、プレイ時効果①、プレイ時効果②、強制効果」を発動した時、そのタイミングが発動条件となる効果があります。(永続効果、ルール効果には対抗出来ません。)これをこのカードゲームでは、相手のカード効果への「対抗」と呼んでいます。その場合、効果処理は「最初に発動した効果」⇒「2番目に発動した効果」⇒「3番目に発動した効果」に対し、「3番目に発動した効果」⇒「2番目に発動した効果」⇒「最初に発動した効果」と逆順処理されます。対抗は、自分の効果に対しては出来ません

●効果による特殊な召喚法「合成」
自分の場のモンスターを「合成対象」として選択し、場・手札のカードを「合成素材」として合成することで、それらのカードをエクストラカード(EX)に戻し、EXから、合成モンスターを呼び出します。合成モンスターは、破壊されても、墓地には行かず、EXに戻ります。その際、「合成対象となっていた場のモンスターは、EXから場に出され(プレイ時効果①は発動しません。)、「合成素材となっていたモンスターは墓地に送られます。なんらかの理由で合成モンスターが、手札・デッキに戻る場合は、代わりにEXに戻ります。(「破壊」以外の方法で場を離れた場合は、合成対象・素材のモンスターはEXに眠ったままです。)

●ex魔法。(この効果はEXから発動出来る。)
エクストラカード(EX)から発動する魔法カードです。任意効果で、「この効果はEXから発動出来る」等の記載がある場合、これを通称「ex魔法」と呼んでいます。特定の条件を満たした場合のみ、手札を使わず、EXから第二の手札のように使うことが出来ます。

●「破壊」と「送る」の違い

このゲームでは、「EXに送る(戻す)」、「墓地に送る」といったキーワードが多く登場します。これは、「破壊」とは異なります。例えば、合成モンスターは「破壊」された場合、合成対象が場に戻って来ます。しかし、「EXに送る(戻す)」又は「墓地に送る」をされて場を離れた場合、合成対象は場に戻って来ません。

 

★12みんな仲良くプレイしましょう。