ゲームマーケット2021春を終えて(出展者目線の記事)

ゲームマーケットお疲れ様でした。今回、スピマテ制作委員会は2日連続の出店となりました。いくつか感じたことがあるので、記載しておきたいと思います。(主に出展者向けの記事となります。)

1、西と東で人の数に大きな違いがあった気がする。

今回、自分は椅子には座らず、比較的フリーに会場内を動き回ることが出来ました。その中で感じたのが、西と東で人の数に大きな違いがあり、また、通路側と壁側でも人の数に違いがあった気がします。これは単純な通行人の数、という意味です。

2、決め打ちで買いに来ている人が多い。

ゲームマーケット前の宣伝が非常に重要だったと感じました。これは入場時間にある程度制限があるという特性上、仕方のない部分ですが、来る前に買うものを決めてくる人が多かった気がします。

3、小さいサークルが減った。

会場内にいるサークルのほとんどが、古参または少し大きめのサークルの参加が多いように感じました。また参加辞退しているサークルも多かったです。これはやはり出店料が例年より高額だった点があると思います。

4、重ゲーが強い。

決め打ちで買いに来るという話と近いのですが、例年になく重ゲーが買われているイメージを持ちました。もちろん、大喜利系は相変わらず強いのですが、じっくり腰を据えて遊べるゲームに需要が増している傾向を感じました。

5、「音」を有効に使っているサークルが増えた。

声をかけにくいということもあり、音楽をかけたり、説明動画を作ったり、立ち行く人に有効に「音」を使っているサークルがうまく売れている印象を受けました。(音が出るものは、どこまでがOKか分からないので、ここはなんとも言えない。)

6、2人用ゲームを作るサークルが増えた。

これは今回というよりも、ここ2年くらいの傾向ですが、2人用ゲームを作るサークルが増えたように感じます。特に、デッキ構築型が増えた気がします。(個人的にはこれは嬉しい。)

7、ゲームマーケットでの売れた個数に固執しない方が良い。

通販で売れるゲーム、委託で売れるゲームなど、ゲームマーケットの当日には売れないものの、それ以外の手段でたくさん売れているゲームもあるので、ゲームマーケットへの売り上げの一極集中はそれほど大きな意味を持たなくなっていると感じました。(以前は、たくさん売れて面白いと話題→委託でさらに売れるという雪だるま式でしたが、今はそうとは言えないということです。)。また、余談ですが、「当日に面白いと思って買う」というのが以前よりも減った気がします。

8、ゲームマーケットのホームページの重要性が高くなった。

これは個人的な主観ですが、以前は王道だった「オフのゲーム会で話題になって爆発的に売れる。Twitterで話題になる」というものがそれほど機能しなくなっていると感じました。ゲムマに買いに来る人は、以前よりも面白いゲームの情報を集めることが難しくなっており、その結果、逆行して「ホームページを見て吟味する」ということの価値がやや上がった気がしています。

9、「ゲームのコンポーネントが豪華」では差別化ができなくなっている。

以前は、ゲームのコンポーネントを豪華にするのは一定の集客効果があった気がしますが、今はどのサークルもコンポーネントが豪華だったり、イラストのクオリティが高いので、あまり差別化ができなくなっている気がしました。

10、「グループ型」のゲーム購入タイプの人が増えた。

1つのゲームが爆発的に売れるということが減った気がしています。おそらく、500以上売り上げた新作ゲームというのはかなり少ないのではないかと思います。これはあくまで個人的な感覚論です。

11、1人が多くのゲームを買うケースが増えた。

ゲームマーケットを応援したいのもあるし、せっかくだからたくさん買いたいという人が増えた気がしています。去年に比べ、来場者数は半分以下になっているにも関わらず、一人当たりの購入ゲーム数が増えた気がしています。(これは自分もつい買ってしまうのであてはまります。)

12、「猫」と「お菓子」が相変わらず強い

これは昔からですが、猫とお菓子をテーマにしたゲームは相変わらず鉄板だと感じました。また、鉄板であるが故に差別化が難しく、ゲーム性で差別化を図る必要がある為、ガチゲーになりやすい気もしています。

13、マーダーミステリー

もはや1ジャンルとなったマーダーミステリー。企業化したOZONの影響もあり、大きな盛り上がりを見せていました。今回、見た目的には1番盛り上がっていたのでは・・・?

14、TRPG

自分はTRPGをやったことはないのですが、ちょいちょい大ヒット作になっているものとしてレガシーコードをはじめとするTRPGが話題になってます。気にはなってます。

15、ボードゲームカフェ

前よりも出展が増えた気がしています。作るゲームのレベルも、どこもさすがそれなりに高い。

16、「ゲムマ おすすめ 募集 自薦」ツイッター キーワード

昨年くらいから生まれた謎のツイッターキーワード。このワードを入れて呟くと、どこからともなく制作者の方々(スピマテ制作委員会も含む)がおすすめのゲームを教えてくれるすごいキーワードです。感覚的なものですが、ある程度しかも売り上げに効果がある気がしています。情報を集めることが、以前よりも難しくなっているのだと思います。

自分は、今年で制作6年目で、ゲームマーケットにはほぼ全てに6年間出ています。かなりノウハウは持っている方だと思いますが、とにかく過去のセオリーやノウハウが当てにならず、難しい。

あと、今回ゲムマ大阪とゲムマ春の両方に出たのは、大きなメリットでした。というのも、ゲムマ大阪で得た失敗の教訓を、かなりゲムマ春に生かすことが出来ました。

ゲムマ春が終わったらどうなる。知らんのか?ゲムマ秋の準備が始まる・・・。