3月 7 第七章 さて、私はいろいろなおいしいお菓子も堪能したし、 もう家に帰ることにした。 帰り道はもと来た道を戻り、エレベーターで地上に上がった。 この日のことが、夢だったのか、現実だったのか、よく分からない。 その後二度と、地下に降りるエレベーターのボタンは現れなかった。 だけど、あのお菓子はおいしかったなあと時々思い出すことがある。 でも、また行こうとは思わないかな。 次に行ったら、食べ過ぎて多分太るし。 つづく