夢世界の断片

【1.1.ストーリー】

夢の世界の記憶は、決して消えることはない。その記憶の断片は、人々の心に何かを残す。とある誰かの日記。それは夢の記録が書かれた「ゆめにっき」だった。偶然、それを手にしたあなたは、その記憶の断片を辿る。【原作】ききやま【イラスト】蒼井悠ゆ【文章】ひろ

【1.2.著作権】
※デザイナーズパック「夢世界の断片」は、RPGツクール2003作品「ゆめにっき」の同人二次創作です。このデザイナーズパックは「ゆめにっき」をテーマにしています。同人活動として、ききやま様に直接了解を得ました。

【注意!】

このデッキカテゴリは、「ソリティア」をテーマにしており、スピマテの中でも非常に難しい部類に入るデッキです。また、スピマテは1人1デッキ必要となります。

【2.デッキの動かし方】
「夢世界の少女」は、夢の世界と現実の世界を行き来します。カードは大きく分けて3つ。①「記憶の断片」モンスターカード②「エフェクト」exカード③「夢世界」魔法カード。この3種類のカードを駆使して、戦っていきます。①記憶の断片。記憶の断片モンスターは共通の効果を持っており、それは、「ダメージを受けている場合」にその効果を使用出来ます。そのため、相手はうかつに攻撃できません。しかし、代わりに攻撃能力を持つモンスターは少なく、こちらから動くことは出来ません。まさに、触れない限りは襲ってこない夢日記の「記憶の断片」です。②エフェクト。エフェクトは、エクストラカードから発動出来る効果です。「ふえ」は、相手の場に「記憶の断片」を出すことが出来、「しんごう」は、「夢世界」魔法カードを捨てることで攻撃を無効に出来ます。場に「夢世界の少女」がいる場合、強力な効果を使えます。「ねこ」は、相手の場にいる「記憶の断片」をすべて奪うことが出来ます。「包丁」は、「夢世界の少女」に連続攻撃を可能とするカードです。③夢世界魔法カード。相手から、夢世界の少女を守ったり、ドローしたりするカードです。最悪捨てる事で、エフェクトを使うためにも使えます。夢世界の少女を1ターン維持して、包丁を発動し、1ターンで畳みかけるのが基本的な動きとなります。

場を離れると敗北するという難しいデメリットを持つ「夢世界」の少女を使い、戦う。場に「夢世界の少女」がいると、さまざまな効果を使うことができ、それらを活用して臨機応変な戦略が可能。スピマテデッキの中でも最も難しい部類に入るデッキカテゴリ。

【構築するのに必要なパック】

夢世界の断片×1

【具体的な回し方】

「夢世界の断片」の使い方について説明します。夢世界の断片のモンスター達です。共通の効果を持っており、基本的にAPは0です。ダメージを受けることで効果を使えるようになります。(一部例外あり。)

一番重要なカードがこのカード。

場を離れると、敗北するというデメリットを持っています。

ただし、「夢世界の少女」が場に存在すると、

エクストラカードから、魔法カード「エフェクト」を使えるようになります。

「ふえ」と「ねこ」はセットです。

ふえで墓地・手札から「記憶の断片」モンスターを蘇生し、ねこで奪います。

しんごうは防御系魔法カードです。(夢世界の少女がいなくても使えます。)

ほうちょうは、自分の場の記憶の断片の数だけ、夢世界の少女は連続攻撃出来ます。

 

また、夢世界の少女専用魔法カードもあります。

「夢世界の操作」と呼ばれるカードです。

「扉を開く」は専用ドローソースです。手札のカードを増やせます。

(場に出して発動するので、壁となる魔法カードになります。強いです。)

「つねる」は、緊急脱出カードです。相手の効果が発動した時、対抗して使うことが出来ます。

 

基本的には、上記のカードをベースに、戦っていくことになります。

もう一つ、「夢世界の心象風景」を採用することで、より幅広いデッキと戦えるようになります。

「夢世界の心象風景」カードは共通の効果を持っています。場の「夢世界」カードを1枚デッキに戻して、

デッキ(および墓地場から)から「夢世界」カードをサーチします。

また、ループさせて、好きな心象風景を出すことが出来ます。

入口のある部屋は、防御カードです。破壊される代わりに、エフェクトを捨てて破壊を免れます。

真っ赤な地獄は、攻撃補助カードです。与えるダメージを倍にします。

森は、攻撃補助カードです。攻撃回数を1回増やします。

 

基本的な、最前の1ターン目は以下のような動きです。

①初期手札の1枚サーチは「夢世界の少女」を選ぶ。

②手札から、「扉を開く」を発動。「心象風景」をサーチ。

③手札から、「心象風景~入口のある部屋~」発動。「扉を開く」をデッキに戻し、「つねる」をサーチ。

④手札から、夢世界の少女を場に出す。

⑤エフェクト「ふえ」「ねこ」で、「記憶の断片」モンスターを手札から、相手の場に出して奪う。

⑥ターンエンド。

 

これで、場の前衛は「記憶の断片」モンスター1体、

後衛には「夢世界の少女」「夢世界の心象風景「入口のある部屋」」。

手札は2枚、内1枚は「つねる」。残りのもう一枚は、出来れば後続のために、「扉を開く」が望ましい。

という状況になります。

前衛

後衛

手札1

手札2

これで、ターンエンドです。

 

ここから先は相手の出方次第ですが、

・相手が「連続攻撃」で突破するには、LPの高い「記憶の断片」モンスターを

倒さねばならず、エフェクト「しんごう」で防ぐことも出来ます。

・相手が「効果破壊」で夢世界の少女を突破する場合は、

「入口のある部屋」の効果で守ることが出来ます。

・相手が「破壊」を伴わない除去(ハニー☆マジックや、デーモンガール)等を

使う場合は、「つねる」で緊急避難できます。

 

そして、1ターン生き残れば、もう一枚記憶の断片を出して、

エフェクト「ほうちょう」による「夢世界の少女」の連続5回攻撃+記憶の断片モンスター2体で、

計7回攻撃をすることが出来ます。

 

また、「ふえ」「ねこ」で墓地から毎ターン「記憶の断片」を蘇生しつづければ、

手札・ボードアドバンテージで押し切ることも出来ます。

 

最大の弱点は、「自らの敗北条件」です。

このデッキは、防御と攻撃に、ギリギリまで手札を使うので、少しの判断ミスで、

「夢世界の少女」の敗北デメリットで負けます。

 

今までのスピマテのデッキの中で、最も選択肢が多く、

使いこなせば、間違いなく最強クラスのデッキですが、

一歩プレイイングを間違えると、歴代最弱のデッキになります。

 

使えば使うほど、デッキが強くなっていきます。

是非、使いこなしてみてください。

 

【参考記事】

 

 

【4.ルールQ&A】

こちら