同人TCGは今後売れるのか・・・?(あくまで個人の雑記です。) #ゲームマーケット2020秋

個人的に最近思っていることを書きます。個人的に考えているのが、下記です。もう同人TCGはイラストはどれもレベルが高く、イラストで売る時代ではなく、プラスアルファ別の何かが必要なのかと思っています。

①LCG

②TCG以外に新しい要素のあるゲーム

③グッズゲーム

④TCGの動向を読んだゲーム

【①LCGについて】

「ふるよに」など、1つのセットを買えば全部カードが揃って安心して遊べるTCG系のゲームは、実は結構根強い人気があります。ただ、売れるLCGにはいくつか条件があると思っています。それは突き詰めると下記だと思っています。

・構築が苦手なユーザーでも楽しめる。

特に、「構築が苦手なユーザーでも楽しめる」というのは、簡単なようでいて意外と難しいです。というのも、自分が見てきた自作tcgの中で、この条件をクリアしてるゲームはほとんどありません。なぜなら、自作TCGはあくまで「TCG」をプレイして遊び方を知っている人前提のゲームであることが非常に多いからです。箱を開けて、遊ぼうとしたときに、自然にスムーズに遊んでいけるギミックが必要になります。これが言語化できてるゲームがLCGのカテゴリで成功してるイメージを私は持ってます。

【②TCG以外に新しい要素のあるゲーム】

「マグメルTCG」、「カードル♪」、「CELL」がこれに当たると思います。ゲーム性自体はオーソドックスなTCGですが、プラスアルファが存在するゲーム、ということです。マグメルであれば、大会開催などのいわゆる「交流の場」、カードルは「音楽」、CELLは「生物学」と言った具合です。

【③グッズゲーム】

最近、「仕事猫」のカードゲームがイエサブランキングに入りました。実は、これよりもずっと前に、同人tcgでイエサブランキングに入ったゲームがあります。「Ace!」という同人TCGの拡張「北海の魔獣あざらしさん」です。同人tcgで、かつ拡張でイエサブランキングに入ったのは、私が知る限りこのゲームが初です。人気キャラクターのTCGというのは、実は安定して成功しています。「東方」のカードゲームなども、これに該当すると思います。

【④TCGの動向を読んだゲーム】

これは、あくまで個人的な考えです。そもそもTCGは、ソシャゲと似ている部分があり、基本的には数年でサービスを終了してしまいます。一部遊戯王やマジックなどは、特殊な例です。同人tcgは、これらのサービス終了の動きに大きく左右されるジャンルだと思っています。簡単に言えば、終わったゲームを懐かしむ人たちが、同人TCGに流れてくることもあります。(ふるよにが爆発的に流行っているのは、これが影響しているのではないかと個人的な意見ですが思っています。単純にふるよにが面白いのもありますが。)

うまく言えませんが、TCGの動向を読むのも重要なのかなと思っています。

 

以上、自作TCGの会に関わった一意見です。まあ上記はあくまで昔の話です。1年も経てばあっさり新しいゲームに覆されるとは思います。