スピマテのストーリー

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3章「煉獄の王国魔女ナルシア」

3.1 庭と竜と不思議なカード
私の自宅の家の庭に、竜がいる。 中学校から帰って来た私は驚いた。全長約5m、身長3m。体重は200kgというところか。エメラルドブルーの鱗に、大きな二つのツノ。鋭い爪に、鋭利な歯を持っている。 私の庭は、この近所では広い […](更新日:2019月4月27日)
3.2 本と魔女と無限図書館
「よく来たわね。歓迎するわ。」 アルケミストの魔女は、言った。大きなお屋敷。その中にある図書館。 「ここは無限図書館。私の家系の一族が記録して来た全ての魔術と歴史がここに残っている。」 「気を付けてね。全て禁書だから、常 […](更新日:2019月5月4日)
3.3 剣と王国と煉獄の魔女
            「おや、目を覚ましたみたいだね。おはよう。」 私が目を覚ますと、部屋のベットの上だった。眩しい朝の日差し。木の匂いのする部屋。 あれ?私 […](更新日:2019月5月10日)
3.4 策略と陰謀と参謀の決意
どの世界でも、良き王は存在する。 良き王は、民衆に好かれ、また王も民衆を決して裏切らない。 必要なのだ。象徴としての「王」が。 しかし、それだけでは国は回らない。策略を巡らせ、悪をなし、 「幼き王」のしらないところでその […](更新日:2019月5月16日)
3.5 冒険と魔物と旅の途中
「さあ、剣を取りなさい!」 私と向かい会うのは、メイス=トリスタン。王国に所属する最強の軍隊「フレイヤ軍」と呼ばれる、戦乙女フレイヤを隊長とする、女性のみで構成された軍だ。その訓練生。訓練生とは言っても、その実力は並の剣 […](更新日:2019月5月25日)
3.6 魔女と森とナルシア
私達は、煉獄の魔女が住むという「魔女の森」に来ていた。グロマイル王国から、徒歩約1日。私達レイス勇者パーティの住む村から徒歩3日。最初に挑むダンジョンといったところだ。 私は、訓練生メイスとの決闘ののち、無事に勇者達のパ […](更新日:2019月6月2日)
3.7 勇者と魔女と騎士王
「ようこそ。貴方達が来ることは、知っていたわ。」 大きな古びた帽子は高齢の魔女を思わせるが、それに不釣り合いなあどけなさを感じる少女。しかし、その瞳の中に眠る狂気のようなものは、やはり魔女であることを思わせる。 「久しぶ […](更新日:2019月6月7日)
3.8 魔王の城と水の魔女と月の夜
「ファイヤーボール!」 で、出来た!私は思わず感動した。 私は、魔女ナルシアから、簡単な火の魔法を教わっていた。ようやく練習すること1時間。基本攻撃魔法「ファイヤーボール」を会得する事が出来たのだ。 「・・・本当に使える […](更新日:2019月6月14日)
3.9 4つの魔法と地図と海路
旅を始めて、約2カ月が過ぎた。いくつかの街に訪れたり、ダンジョンを攻略してお金を稼いだり。 色々あった。色々あったのだが、それはまた別の時に話をしたいとおもう。 とにかく、ようやく。今日の日を迎えたのだ。 「やっと手に入 […](更新日:2019月6月21日)
3.10 海と神とリバイアサン
まず、海の航海がいかに難しいかを説明しなければならない。 海路は、リバイアサンと呼ばれる、水の魔術によって作り出された「怪物」が存在する。 海路を進むうえで、必ずこのモンスターと戦わなくてはいけないのだ。 さらに、手下と […](更新日:2019月7月6日)
3.11 魔王と水の魔女とルーネ教
この世界に存在するルーネ教という宗教について、少し語らなければならない。 この宗教を語る前に、先に起こった「天界人」と「魔法使い」の戦争のことについて、もう少し説明する必要があろう。 「天界人」とは。これは私たちのいうと […](更新日:2019月7月13日)
3.12 魔王と闇と魔女
私たち勇者レイス一行は、とうとう「魔王の城」に上陸した。かつてルーネ教の聖地と呼ばれていた場所だ。 向かう先は、魔王の玉座。一気に決着をつけるべく、私たちは城の真ん中から正面突破を図った。 海の神リバイアサンを突破される […](更新日:2019月7月20日)
3.13 ダークネスの力
「騎士王流、ソードクロス!!」 「ファイヤーディストラクション!」 「戦乙女の剣舞!」 勇者レイス、魔女ナルシア、戦乙女メイスによる魔王への総攻撃! 全ての攻撃をまともに魔王は食らった。 剣によって胴体は真っ二つに割かれ […](更新日:2019月7月27日)
3.14 煉獄の魔術とダークネス
「何が・・・起こったの・・・?」 私フリーディアは思わずつぶやいた。自分の目を疑った。 4人は、混乱状態。同士討ちをしている。 「これが、我の闇の力、ダークネス! 人の心の闇を増幅し、利用し、意のままに操ることができるの […](更新日:2019月8月2日)
3.15 炎の神グラードイン
煉獄の魔女と呼ばれた少女、ナルシアは考える。 騎士王の剣を折られた。 これはつまり私たちに攻撃の手段がないことを意味する。 魔王には物理攻撃は聞かない。なぜなら水の魔法によって、その体は即座に再生し、回復する。 騎士王の […](更新日:2019月8月8日)
3.16 終焉
煉獄の魔女ナルシアは、生贄合成によって、炎の神を呼び出した。 「現れよ、炎の神グラードイン!」 闇の魔王は驚いている。攻撃をしようにも、騎士王の剣で切られた胴体がまだ完全に治っていない。 ーーーーーーーーーーーーーーーー […](更新日:2019月8月16日)
3.17 後日談と歴史
時計は20時を回った。 私は、図書館の机の上で目を覚ました。 目覚めて顔をあげると、そこにはおこっているアルケミストの魔女の顏があった。可愛い。 「ちょっと!勝手に本を読んじゃダメっていったでしょ?」 「ここは・・・?魔 […](更新日:2019月8月23日)
3.18 煉獄の魔術と王国
そうね、どこから話そうかしら。内容は結構あなたにはショックなものかもしれないけど、 怒って私に八つ当たりしたりしないでよね。 っていうか、人の魔本を勝手に読んで、本当は怒ってるのはこっちなんだからね。 どこまで知ってるの […](更新日:2019月8月30日)
3.19 真実
ここまで説明を聞いて、私もようやく理解出来てきた。 つまり私たちは初めから王国によって、ほとんど全滅するように仕向けられていたのだ。 そして、煉獄の魔女ナルシアはそれらの仲間の魂を使い、煉獄の魔術で火の神を呼び出して魔王 […](更新日:2019月9月8日)

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