２０２４年４月２９日スピマテ世界大会

はじめに

ゲームマーケット2024春スピマテ世界大会の本戦が行われた。

予選は、11時からフリー対戦形式で行われ、スピマテ制作委員会の用意したプレイヤーキラーにスタンダードver3で一勝すれば、予選突破となり、同日13時から行われるスピマテ世界大会の本戦に出場出来る。本記事では、本戦でのデッキを中心に紹介したい。

※今回、非常に対戦の濃度が濃かったので、本記事は数回に渡り更新し、数回発信する形を取りたい。是非、複数回に渡り閲覧して欲しい。また、デッキレシピも本戦出場者から受け取り次第公開したい。

2024.5.1 記事公開（概要紹介）
2024.5.2 デッキレシピ追加

環境について

まずは、この図を見てほしい。

これらは、スピマテカードゲームの新弾16弾のStFがどの位置にいるかを示した図である。このように、「相手を倒すのに必要なターン域」と「デッキの枚数で特定のカードをいかに引き当てやすいか」の2要素でゲーム性が成り立っているのが「スピマテ」というゲームである。しかし、この関係性が大きく崩れたのが今大会であった。

決勝出場デッキ

２５枚水属性ハニー

星占い五芒星の魔女（準優勝）

五芒星の魔女カウンター（優勝）

純夢世界

水火魔女

風ドラゴン仕事猫

の６つであった。それぞれのデッキを説明していきたい。

StFで強化された星属性の存在

スピマテStAの裏面のストーリーにおける、あらゆる魔法を操る魔女「レナメギドフィリエル」こと、星の魔女フリーディアそして五芒星の魔女レナがStFで登場・強化されたことにより、属性統一デッキの一強から、多数の属性にまたがる属性混合デッキが環境レベルで活躍し、まさに主人公である星の魔女が暴れ回った大会となった。

デッキ紹介

ペンタグラムカウンター

大会優勝デッキ。五芒星の魔女を初手に構え、StFで登場した「星の魔女の騎士」と「プロテクションオーラ」「フレイムケイジ」でモンスターを守り切り、全属性のカードを見せずにサーチすることでアドバンテージを広げていくデッキ。また、アドバンテージだけでなく、対応の広さもウリで、相手によっては「アスリートフリーディア」や「かいじゅうフリーディア」でリーサルすることも出来る。