第三話 王国の煉獄の魔女

本の世界に来て、一週間。私は、外に出る方法を探して、魔女の森の小屋にたどり着いた。

小屋から出て来たのは、魔女の森黒いマントに、黒いとんがり帽子の人物。高齢の魔女を思わせる服装。

部屋に案内される。帽子を取り、マントを取った彼女は、初対面の印象とは異なり、私と同じくらいの年齢の女性だった。

「魔女の本を開いて、外に出られなくなったって・・・。それでここに来たの?」

火の魔女は呆れているようだった。

「あなた、魔法のカードを使うのね。地属性魔法のように宝石に人の魂や、魔法を封じるのとは違うのかしら?少し興味はあるわ。私を倒せたら考えあげるわ。」

こうして、火の魔女の試練を受けることになる。

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